腹横筋トレがヘルニアを緩和させる!
こんにちは!神戸東灘・住吉のパーソナルトレーニングジム Boost UP の松本です!
パーソナルトレーナーとして活動してきて、様々なクライアント様とレッスンさせて頂きましたが、既往歴の中で一番多い症状がヘルニアではないかと思います。
今日はヘルニアの症状を緩和させる “腹横筋” のトレーニングについてお話しします!
“腹横筋とは”
腹横筋は、腹直筋(通称 腹筋) の深層部にある、コルセットの様な、背骨の周りを囲むようにつく筋肉です。
この腹横筋を鍛えることで、ヘルニアを緩和させる効果があるのです。
そもそもヘルニアには様々な原因がありますが、年齢による脊椎の弱化、腰回りの筋力不足によって脊椎に過大な負荷がかかる事によって、椎間板という脊椎間のジェル状のクッションの様なものが、潰れて飛び出る事により神経を圧迫する事で起こります。
それでは対策としてどうすれば良いか?
ヘルニア発症直後の腹直筋トレーニングは、脊椎を圧迫する事になりオススメ出来ません。
そこで深層にある脊椎を保護する腹横筋をトレーニングするのです。
この腹横筋のトレーニングは至ってシンプル。
仰向けになり腹式呼吸をします。
吸気時のお腹の膨らみに合わせてお腹を前に押し出す様に力を入れ、呼気時にお腹を凹ます時に、おへそを背骨に近づける様に力を入れます。
これは “ドローイン” と言うトレーニング種目で、体幹トレーニングとして一時期流行りましたがヘルニアにはかなり効果的なのです。
脊椎の動きもないので負担もなくベッドに寝ながらでも出来るので、安全でお手軽なトレーニングです。
もちろんこのトレーニングと並行して様々なアプローチをする事も重要となってきますが、まずはヘルニアが原因で体を動かす事にまだ抵抗のある方などは一度試してみては如何ですか??意外と疲れます笑